こんにちは!
「人生のワクワク」にすんごく敏感なhowlive企画担当の野原です。
私自身は、「株式会社islandworks」というアパレル事業をメインに企画・ブランディング事業をしていて、howliveでは外注契約としてjoinさせてもらっています。
ここでは、私のアパレル事業の紆余曲折や
howliveで新しく創業する「超企業プロジェクト」について綴っていこうと思います。
〜まずはアパレル編①〜
1、デジタルネイティブ世代到来
私がブランドを立ち上げた背景に重ねて書いているテーマですが、
もちろんhowliveの企画やコミュニティ作りにも通じている価値感だと思っております。
アラフォー・ぎりぎりミレニアル世代の私は、
産休・育休時期に、まさに時代の変化を大きく感じていました。
デジタルネイディブ世代(※デジタルネイティブ世代の人財マネジメントに詳しいデロイト トーマツ コンサルティングの田中公康氏の定義から参照)は、
・ミレニアル世代(1983年1月生まれ〜1994年12月の間に生まれた世代)
・ジェネレーションZ世代(1995 年1月から1999年12月の間に生まれた世代)
と定義されていて、
「本物志向」「自律成長」「フラットな信頼関係」「社会的価値提供」「デジタルとの高い親和性」の傾向があると言われています。
また、大きく変わったと感じることは、
SNSコミュニケーションが生活の一部になり、情報を受信する側から発信する側へ簡単になれるようになったこと。
誰もが、
「当たり前の様に情報やモノ・サービスまでも発信する時代がやってきた!」
ということです。
2、私がアパレルブランドを立ち上げた背景
よく、創業当時聞かれたことは、
「なんで金融だったのにいきなりアパレルなの?」でした。
私は、学んできた学部もキャリアも全くもってアパレル業に関わりのない金融畑。
突如、「人生の転換期だからこれまでやれなかったことをしよう!」という感じアパレル業をスタートした訳ではありません。笑
前職では、仕事の役職にもつき、かなり報酬もよくお仕事をさせてもらっていました。
しかし、2人の子供を出産した時にはシングルマザーの道を覚悟した時期でもあり、
ここからの人生、後悔のないように。
自分の人生を選択できる生き方を築こうと創業した背景がありました。
そこで考えたのが、子育てをしながら家でもできる仕事。
実際に、産休・育休を通じて家にこもる生活では、
Amazonで本を購入し、プライムビデオで子守動画や自分の映画鑑賞を楽しみ、
食材もオンライン宅配サービスを活用。
お洋服もスマホのインスタグラムやメルカリを活用して購入するのが当たり前でした。
SNSは当たり前の様に近況報告や友人たちとのコミュニケーションに活用し、
情報を自分発信することが当然の時代で、これまでの消費行動が明らかに変わった事を実感。
それなら、家でも始められるオンラインを活用したビジネスだなと思った訳です。
当時よくあったオンラインで稼ぐモデルとしてあったのは、
・オンラインサロン
・有料WEBコンテンツの配信
・商材のネット販売(並行輸入系)
・広告収入
・メルカリやBASEといったオンラインでの物販
といったところ。
アパレル専門出身の友人を味方につけ、子供服の並行輸入で販売を考えていました。
でも、構想段階で即刻ボツに・・・。
どこの業者も海外輸入して転売。価格競争が激化していました。ネットショップの広告費や輸送コストや仕入れのロットが出せないと利益を出すには難しいなと。
そこで大事になってくるのが・・・
3、何を価値とするのか
〜「ブランドストーリー=価値」となる時代に〜
商品のリソース(差別化できる強み)はさることながら、これまでの時代と大きくことなってくるのが、
ブランドコンセプト(世界観やストーリー)です。
これまで、モノがない時代にモノを生産すること(物需)、
また機能や性能の付加価値の時代から世界観や倫理観といった価値観を提供する時代がやってきました。
ある程度の事が既に満たされている時代で、
何に自分がお金をかけるのかの意味を考えてモノを購入したり、
サービスをうけるのかという消費行動に意識が変わってきたという事です。
今アパレル業界では、high(ハイブランド)かlow(ファストファッション)の商品が動いていて、その間の価格帯のブランドが多く潰れてきたと言われています。
さらに、ファストファッション自体もその背景にある大量廃棄や縫製労働者酷使の問題から「持続可能なモデル」=サスティナブルやエコの視点を持つことが余儀なくされています。
改めて自分が、この事業をもって何を発信したいのか、
どんな生き方をしたいのかを考えるきっかけとなりました。
howliveで言うところの
「自分の生きたい人生を生きる。」
それは、みなさんにとってどんな人生でしょうか。
ブランドコンセプトmaking storyへとつづく・・・。