ハウリブの進む先?

沖縄ハウリブ

立場もありますが、個人のつぶやきです。

青い海のすぐそばに、仕事場がある。
朝早く職場に出向きてきぱきとメールをチェック。仕事の合間に海辺を散歩。
きりの良いところで仕事を切り上げ、半屋外の個室でBBQ。

こんな世界をイメージし、沖縄でのハウリブ事業を進めてきました。

こちらの画像は、もう3年ほど前に、沖縄タイムスにこの事業の説明・プレゼンをしていた際に作ったイメージCGです。

沖縄ハウリブ
沖縄のhowliveイメージ

そのイメージ実現は近い?

これはこれで、今まさに準備を進めているところです。もうしばらくすれば図面も含めたお店のイメージを興味を持ってくださっている方と共有できると思います。

このオフィスの良さは、多少雑に言えば、普段海が近くにない生活をしている人にとって「いいなー」というものなのではないかと考えます。

当初ハウリブを作ろうと考えた時、今でいう「ワーケーション」や「デュアルライフ」の先にある働く場所といううイメージが強かったのが事実です。一方、今ハウリブは沖縄県内の方々にも大勢の方にご利用いただいています。

沖縄県内の人が海を見たいと思わない、とは言わないのですが、日々の業務の効率を上げることに優先度があることが自然かと思います。

県外から短期~中期で、沖縄での仕事やステイを楽しむ方向けのハウリブと、県内の方々が本気で仕事の効率を上げるためのオフィスとして選ばれるハウリブがあります。

 

仕事効率のための数年先のハウリブ

社会環境が大きく変わって、オフィスのあるべき姿の話を今まででは考えられないくらい見掛けるようになりました。

この辺りを考えたいと思います。

主に上で書いた、県内の方々が業務効率を上げるためのオフィス、の目線です。

ハウリブもそうですが、フリーアドレスの要望がオフィスレイアウトの提案をしてる中でも多く聞きます。
ただ、このフリーアドレスだけをレイアウトの構成要素にしてしまうと、少し危険です。
日本のオフィス物件の標準的な大きさから考えると、ハーマンミラー様が提唱するリビングオフィスの構成要素の中から、いくつものセッティングを用意することは難しいかなとも思います。
先に述べた要望の多いフリーアドレスとフレックスな部屋の組み合わせが今からの改装投資にはちょうど良いのではないかと考えています。

フレックスな部屋というのは、一時間で会議室として使うこともある、2週間で締め切り間際のプロジェクトを仕上げることにつかうプロジェクトの部屋にもなる、1か月一つの部署で使うこともある、1年間提携先企業からの人員受け入れのための他社スペースとして使うこともある、こんなフレックスな「箱」です。

 

大きな空間であれば、ハウリブでも、この部屋が多数ありお客様のご要望に応じて期間×利用人数などで、貸出金額を決めていくような形で使えると考えます。

リモートワークが中心になり、実際に人と会う会議の意味合いが変わる、とよく言われます。
実際に人と会う場は、このフレックスな空間をテーマごとに使い分ける利用になると考えます。
一部の箱には、ゆったりとしたソファエリアがあったり、キッチンがあったり、全スペースが外の部屋だって。

これこそ大企業ならできるのですが、中小だとなかなかできないことでなので、ハウリブのような会社がその場所を小さく販売していけるようになるとよいのかなと思います。