第3回howliveテレワークチャンネルレポート〜マネーフォワードのテレワーク事例に迫る!〜

こんにちは!

howlive企画担当の野原です。

第3回目のhowliveテレワークチャンネルでは、

クラウドサービスに強みを持つ「株式会社マネーフォワード」をおよびして、自社のテレワーク事例やIT導入補助金を活用したサービスについてお話しいただきました!

 

今回の内容は、レコーディング動画・SNS配信NGの”ここだけの話”ということもあり、運営側の私たちも「なるほど!」と、体系化された運営方法にいろんな学びがありました!

このレポートで、特に勉強になった点を可能な限りでご紹介して行きたいと思います。

 

テレワーク導入で事業者がしっかりと捉えるべき導入目的

昨今は、コロナウィルスによる感染防止の為にリモートワークを推進せざるを得えず対応した事業者様も多いはず。

とはいえ、実際に運用していくとこのテレワーク導入が会社にとってどんな目的で導入するものなのか、もう少し長期的な視点からも捉えていく必要性や導入メリットを検討することも大事な時期に差し掛かってきました。

マネーフォワードの中村さんは、一番大事な点は此処だと強調されていました。

やはり、こうしたパンデミック対応の一貫で事業継続によるテレワークが急速にすすみましたが、それ以外にも導入メリットは多岐に渡ります。

 

  1. 生産性向上(知的生産性の向上や迅速な顧客対応、グローパル化対応)
  2. 働き方改革の一環(社員意識や会社風土の改革・ワークライフバランス等)
  3. コストダウン(ペーパレス化/オフィスコストの削減/通勤コスト削減等)
  4. 人材の確保・育成

マネーフォワードの様に、そもそも会社の運営自体全て紙文書がなくクラウド化がすすんだ業務を行っている会社はテレワークがスムーズかもしれません。

実際にテレワークを進めて生産性が上がったと数値的な結果からもマネーフォワードでは効果が出ているとのこと。

とはいえ、withコロナ時代となり、改めて生産性以上に大事な点として、マネーフォワードが今注目していることは、「社内コミュニケーション」でした。

 

テレワーク導入後の生産性UPと社内コミュニケーションを大事にする理由

マネーフォワードには、500名を超える社員が在籍していますが、なんと毎週全社員参加の全体会議があり、zoom を活用しているとのこと。

「こんなに大人数のzoom会議はどう成り立っているのか???」

こんな質問が出てきました。

実は、マネフォの全体会議は、ここぞとばかりに全員がコミュニケーションをとって会議を盛り上げようと、社員が一番張り切るんですと、中村さん。

具体的には・・・

1、全体MTG15分前にはzoomに入り、「チェックイン」

※チェックインというのは、会議冒頭で行うもので、参加者が会議に集中する為に気持ちの切り替えの意味合いをもつもの。今の心境などをシェアします。

2、チャットスペースが大盛り上がり

マネーフォワードでは、会議進行役がいて画面共有や会議を進行をするとのことですが、それに付随した会話を社員がここぞとばかりにチャットスペースで意見交換をしているとのこと。

→ちゃんと、自分も会議に関わっているよとみんな主体性をもったマインドの社風がオンライン会議にもでていいるなと感じました。

その他にも・・・

3、とにかくオンラインコミュニケーションを

コミュニケーションにかなり重視した運営をしているなと個人的に感じたものとして、

・チームレベルでも毎日雑談のチャットスペースを活用

・在宅育児の在宅パパママチャット

・オンラインでのヨガサークル

・役員自ら社員を捕まえてランチタイムに行うコミュニケーションの動画配信

 

リモートワークになると性善説に立って、社員が仕事をしていることを信じて任せることも多くなるかと思います。

とはいえ、成果物等パフォーマンスが重視されがちですが、プロセスや何に課題があるのか、何に困っているのか組織力を高める上では積極的なコミュニケーションをとることも重要なことだと感じました。

「オンラインだからこそ、リモートでなかなか様子がお互いにわからないからこそ、会社の風土としてお互いを気遣い合う、支え合う」

それが、マネーフォワードがテレワーク導入をしてきて見出した「答え」だなと大きな気付きを頂きました。